パソコンデータの名前の付け方 ファイル・フォルダの検索スピードを上げるには?

パソコンやスマホのデータ
データを整理し始めた頃は、保存したデータを把握することができるのですが、気が付くとどんどん溜まっていって、どこにどんなデータがあるのかわからなくなる…
ということありますよね。
そんな時に活躍するのが、パソコンにある「フォルダ」機能
でも、パソコンのフォルダに、データファイルをどのように分けるのが良いのか?イマイチわからない、見当がつかない、というのが正直なところではないでしょうか。
しかし、フォルダやファイルでの名前の付け方次第で、検索スピードが大幅に変わってきます。
そこで、デジタルファイルでの名前の付け方のルールを作りましょう。
では、パソコンのファイル・フォルダにの名前はどのようなルールで付ければいいのでしょうか?
パソコンデータ ファイル・フォルダでの分類方法
パソコンのファイル・フォルダの分類は、基本的には文書(紙の書類)の分類と同じ考え方で問題ありません。
オフィス文書では、主に以下のような分類が使われています。
- 名前別:取引先名など 例:◯◯株式会社
- 主題別:文書に書かれている内容 例:募集、採用、研修
- 形式別:文書の形式 例:報告書、議事録、契約書
- 標題別:文書の標題をそのままタイトルに 例:見積書、注文書、請求書
- 一件別:一つの契約を始めから終わりまでまとめる 例:◯◯委託契約
- 数字別:ファイルに番号をつけ順番にならべる 例:◯◯申請書1~50
書類では、これを内容に応じて使いやすい分類を使う、というのがセオリーです。
パソコンのフォルダ作成で使いやすい分類
そして上記分類の中で、パソコンのフォルダで使いやすい分類は、以下の通り。
業務で使いやすい分類
- 主題別:「仕事・家庭など」
- 形式別:「写真・PDF・Word・Excel文書など」
- 数字別:「日付など」
- 一件別:「お客様・案件別」
家庭で使いやすい分類
- 主題別:「仕事・家庭など」
- 形式別:「写真・PDF・Word・Excel文書など」
- 数字別:「日付など」

見やすく検索しやすいファイル名の付け方
パソコンのフォルダに関しては、上記の分類のみの名前でも、大きな問題はありません。
問題なのは「ファイル」です。
パソコン等のデジタルデータで言うフォルダは、複数あるファイルをまとめたもの
それに対してファイルは、パソコン上で見ることができる最小の単位のモノと言えます。
ファイルに関しては、先ほどあげた分類をそのまま採用すると、かえって見づらい・検索しづらい、という現象が起きてしまいます。
検索しやすいファイル名にするには、ファイル名の初めに数字を付けましょう。
なぜか?と言うと
パソコンのデータは、Unicodeという規格で順番に並ぶようになっています。
参考:フォルダの並び替えを自由に!アイコンが見づらいのは 並ぶ順番にあるかも!?
そのため、フォルダ名の最初に数字を付けるのがおススメ
特に
- 日付+ファイル名(ファイルの種類)
にすると、ファイルが日付順で並ぶので、検索しやすくなる上に、表示されたファイルも格段に見やすくなります。

フォルダ名を付ける際は、以下のルールを導入すれば、より見やすいフォルダになります。
ファイル名を付けるルール
- 日付は「年月日」にする
- 数字は半角
- 日付とファイル名の間に「-(ハイフン)」もしくは「_(アンダーバー)」を入れる
フォルダ名の付け方のポイント
そして、フォルダ名前を付ける際のポイントは付けていきます。
ここでは、以下のことをポイントに名前を付けましょう。
- データを共有する全員がわかる名前にする
- 似たような名前を付けない
- ○○類・△△関係など 分類がはっきりしない名前は付けない
ファイルの分類、そしてファイル名を付けるときは、使うときのことを考えて決めるのがおススメです。
パソコンのデータは、名前の付け方次第で検索スピードが変わってきます。
検索スピードが上がると、作業効率がアップしますので、ファイル名を付ける際は、ご紹介したルールをご活用ください。
LINE公式アカウント 限定情報配信中

友だち追加で
【Windowsパソコンかくれデータ診断シート】プレゼント
友だち限定のお役立ち情報をお届けしています
LINE ID:@dzc3751o