災害時の情報収集に違いが出る!情報を「整理」する力

地震や洪水など、災害が起きたとき

 

  • モノが部屋に散乱している状態
  • 余震への不安
  • 家が浸水して水浸しになる
  • ライフラインが止まる
  • 自宅から避難しなければいけない

 

などなど…

日々の平穏な暮らしが一変します。

 

とてもじゃないですが、平常心ではいられません(>_<)

 

そんなとき、重要になってくるのが…

情報を見分ける力!

 

現代社会には、様々な情報が氾濫しています。

 

では、災害などの非常時、どのように情報を見分ければいいのでしょうか?

私が経験した、大阪北部地震の例を交えながらご紹介いたします。

 

テレビ・ラジオ

地震などの災害があった際

  • 電気が通っている場合、最初に見るのがテレビ
  • 電気が止まった場合は、ラジオ

で情報を手に入れると思います。

 

大阪北部地震では電気が止まらなかったので、ラジオを利用することはありませんでした。

ということで、今回はテレビについてのみです。

 

テレビは、最初に見る情報としてはやはり必要だと思います。

 

しかし、不特定多数の人が見るというテレビの性質上、新しい情報が入ってこない限り、繰り返し同じ情報が流れてきます。

これが、災害に遭ったとき精神的にしんどいことも…

 

あと、必要な情報が必要なときに手に入るのか?

というと…

 

必ずしもそうではありません。

 

広範囲に情報を送る必要があるため、テレビでは詳細な情報を送るには限界があるんじゃないかな?

という印象を持ちました。

 

なので、情報を手に入れる手段をテレビのみにするには、ちょっと心許ない気がします。

 

SNS(Facebook・Twitterなど)

東日本大震災の際にも、SNSの発信力がすごかった!

というのを耳にしていましたが、今回の地震でそれを肌で実感しました。

 

Twitterは、即時性の高いツール

新しい情報を手に入れたいときは、Twitterがいちばん早いのかな~と思います。

高槻市の防災情報Twitterも、とても役立ちました。

 

そしてFacebookでは、阪神淡路大震災を経験されたお友達の方からの

  • 避難のために、コレをした方がいいよ
  • 電気が止まるまでに、アレをした方がいいよ

という投稿に、幾度となく救われました^^

 

この情報がなければ、もっとパニックになって、余震の恐怖におびえていただけだったと思います。

 

このように、SNSの力はすごい!

ワケなのですが…

 

注意するべき点もあります。

 

デマ投稿

テレビでも報道されてましたが、SNSでの見た投稿で、デマだったものがありました。

 

大阪北部地震で出たデマ情報は、それほど重大ではないのかな?

と思ったのですが…

 

コレが、緊急性が高く重大なものだと大変です!

デマ情報には注意する必要があります。

 

正しいけど 繰り返される同じ内容の投稿

大阪北部地震の直後、SNSで

  • 過去の地震災害では大きな余震がこれだけあったので、大きな余震には注意しましょう!

という投稿がありました。

 

この情報は正確なのものです。

 

これが一度なら

「注意しないと!」

という程度で済むのですが…

 

何回も見るうちに

「大きな余震が来る!」

という気持ちになり、とても不安になりました。

 

SNSの情報を利用する際の注意点

投稿を見るとき

なので、SNS投稿を見るときは

 

  • 自分にとって本当に必要な情報は何か
  • その情報の根拠としているものが間違っていないか
  • 何のために情報を手に入れようとしてるのか

 

など、目的をはっきりさせる方がいいと思います。

 

情報を発信するとき

そして、発信する側も

 

  • デマ情報をシェアしていないか
  • 発信しようとしている情報は間違っていないか
  • 自分の投稿で、傷つく人がいないか

 

など、細心の注意を払う必要があります。

 

公共機関(市役所・電力会社・ガス会社)のホームページ

テレビやSNSで不足した情報を補うのが、公共機関のホームページからの情報

 

高槻市や茨木市などの自治体では、災害モードで情報を提供されていました。

高槻市のHP(災害モード)

茨木市のHP(災害モード)

関西電力の停電情報

関西電力の停電情報(詳細)

注:高槻市・茨木市のHPは、2018年の大阪北部地震

関西電力の停電情報は、2018年の台風21号時のもの

 

災害の情報が優先して発信されているので、新しい情報がすぐにアップデートされます。

 

今回は電気は止まりませんでしたが、ガスは止まった世帯もあり、大阪ガスさんでも、市のホームページと同じようにガスの復旧情報を随時お知らせしていました。

 

災害時に必要なのは、ライフラインや災害復旧など、災害を生き抜いたり、暮らしを立て直すための情報

そういった意味では、公共機関の情報は、自分の知りたい情報を正確に入手できるツールです。

 

大切なのは 情報を「選びとる」力

普段の生活でも言えることですが、災害時などの非常時にはいつも以上に情報が錯綜します。

 

その中で

  • 自分にとって必要な情報は何か
  • 見ている情報は本当に正しいのか
  • 間違った情報を発信していないか

 

情報を整理して、本当に必要な情報を

「選びとる」こと

これがとても大事です。

 

災害等の非常事態は、いつ起こってもおかしくありません。

 

その日のために!ではありませんが

普段から情報を整理して「選びとる」力を身に付けておくと…

 

イザ!

というときにも、冷静に対処できます。

 

いろんな情報ツールを上手く使い分けて、より正確で自分にとって有益な情報を手に入れるよう心がけましょう!

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