Windowsパソコンで仕事の効率を劇的に上げる!「神フォルダ」ショートカット作成ガイド

はじめに
パソコンの「ちりつも」が あなたの時間を奪っていませんか?
「顧客対応をもっと丁寧に行いたい」
「本業のスキルアップに時間を使いたい」
そう思っているのに、なぜかパソコン作業に時間がかかってしまう・・・
そんな風に感じることはありませんか?
特に、事業主の方にとってのパソコン作業は「本業が捗るためのツール」であり、そこに時間をかけすぎたくないのが本音だと思います。
「ファイルを探す」「保存先を選ぶ」といった、たった数秒の動作でも、これを、1日に何十回と繰り返すと、気づかないうちに大きな時間のロスになってしまいます。
この「ちりつも」こそが、あなたの貴重な時間を奪う原因なのです。
この記事では、そんな日々の「もやもや」を解消する方法をご紹介いたします。
それは、Windowsパソコンの
- ドキュメント
- ピクチャー
- ダウンロード
といった
よく使うフォルダの
- ショートカットを作る
- スタートボタンやタスクバーにピン留め
等をすること
ほんの少しの工夫で、日々の業務が驚くほどスムーズになります。
なぜショートカットを作るべき?パソコン作業が劇的に変わる4つのメリット
「たったショートカットを作るだけで、そんなに変わるの?」と思うかもしれませんが、その効果は想像以上です。
そのメリットは、以下のような感じ
1. ファイルを探す時間が「ゼロ」に
毎回エクスプローラーを開いて、深い階層をたどって目的のフォルダを探すのは面倒ですよね。
デスクトップやタスクバーにショートカットを置いておけば、もうその手間は一切かかりません。
ワンクリックで、必要なフォルダにすぐにアクセスできます。
これは、まさに「ストレスゼロ」の世界です。
2. 業務の流れが「驚くほどスムーズ」に
お客様から送られてきた大切な書類をすぐに「ドキュメント」フォルダに保存したい時、ショートカットがあれば、探すことなく瞬時に目的のフォルダを呼び出せます。
保存作業が短時間で終わることで、思考が中断されることなく、次の作業へスムーズに進めます。あなたの集中力を途切れさせません。
3. 「保存ミス」を未然に防げる
「あれ、このファイルどこに保存したっけ?」と探し回る経験はありませんか?
ショートカットで保存先を明確に指定することで、「別のフォルダにうっかり保存してしまった」というヒューマンエラーを防げます。
ファイル管理が苦手な方でも、迷うことがなくなります。
4. パソコン作業に対する「苦手意識」が消える
「パソコンは苦手・・・」
「使いこなせていない・・・」
そんな漠然とした不安を抱えていませんか?
ショートカットを使いこなせるようになると
「私でもできる!」
「パソコンを使いこなせている!」
という小さな成功体験が積み重なります。
この安心感と自信は、日々の業務効率を上げるだけでなく、あなた自身のモチベーションにもつながります。
ショートカット作成は「低負荷」で「安全」な効率化
パソコン操作に不慣れな方ほど気になるのが
- パソコンに負担をかけないか?
- セキュリティは大丈夫か?
という点です。
ご紹介しているショートカット作成は、その両方において安心して取り組める方法です。
負荷に関するメリット:パソコンに負担をかけずに快適に
ショートカットは、デスクトップに実際のフォルダやファイルを置くのとは全く違います。
項目 | ショートカットファイル | 実際のフォルダ/ファイル |
データサイズ | 数KB(非常に小さい) | GB単位になることもある |
PCへの負荷 | 極めて低い | ファイル数やサイズに応じて負荷が増加 |
PC起動時の影響 | ほぼ無し | 多数あると起動時間が長くなる原因に |
ショートカットは、実際のデータではなく「どこに元のフォルダがあるか」という案内情報(リンク情報)だけを記録しています。
そのため、たくさん作ってもパソコンの動作が遅くなる心配はほとんどありません。
セキュリティに関する安心:自分で作るショートカットは安全
ご自身で作成するフォルダへのショートカットは、セキュリティ上の大きなリスクはありません。
なぜなら、単に既存の場所への近道を作っているだけだからです。
ただし、個人事業主として知っておくべき唯一のセキュリティ上の注意点があります。
それは「外部から送られてきたショートカットファイル」です。
リスク要因 | 危険度 | 対策 |
自分で作成・利用 | 低(ほぼ無し) | デスクトップに機密情報を含んだ名前を置かない |
外部からの.LNK ファイル | 極めて高 | メール添付や不審な経路のファイルは絶対に開かない |
重要注意点
近年、マルウェア(Emotetなど)が、メールなどで送られてきたショートカットファイル(拡張子 .LNK
)を悪用して感染を広げるケースが増えています。
見慣れない相手や不審なメールに添付されていた.LNK
ファイルは、中身を確認せずに必ず削除してください。
自分で作成・利用する場合のセキュリティ上の注意点
ご紹介していますように、ご自身が既存のフォルダへのショートカットをデスクトップやタスクバーに作成して利用する場合、大きなセキュリティリスクはありません。
ただ、「情報セキュリティ」という観点で気になるようでしたら、以下の点に注意することで、より安全に運用できます。
デスクトップの「情報漏洩」リスク
「固有名詞」や「重要情報」の取り扱い
デスクトップにショートカットを置くと、画面共有や商談などでPC画面を第三者に見せる際、ショートカットの名前を通じてクライアント名などの機密情報が漏洩するリスクがあります。
対策
ショートカットの名前を「顧客A契約書」ではなく、「進行中案件」など、内容が特定されにくい抽象的な名前にするのが安全です。
物理的なアクセスに対するリスク
パソコンのロックを徹底する
デスクトップに重要なフォルダへのショートカットがあるということは、PCにアクセスされるとすぐにデータに到達されることを意味します。
対策
離席時は必ず「Windowsキー + L」 でPCをロックし、第三者が勝手に操作できないようにしましょう。
初心者でも安心!Windowsパソコン ショートカット作成の簡単4ステップ
「パソコン操作は苦手だけど、やってみたい!」
そんなあなたのために、一番シンプルで分かりやすい手順を解説します。
今回は「ドキュメント」フォルダを例に説明しますが、他のフォルダでも手順は同じです。
ステップ1:エクスプローラーからフォルダを開く
まず、画面下のタスクバーにあるフォルダアイコン(エクスプローラー)をクリック
左側のナビゲーションパネルから「ドキュメント」フォルダを選んで開きましょう。

ステップ2:右クリックでショートカットを作成
「ドキュメント」フォルダのアイコンの上で右クリックします。
メニューが表示されたら、「その他のオプションを表示」から「送る」>「デスクトップ(ショートカットの作成)」を選びます。

これで、デスクトップにショートカットが作成されます。

ステップ3:名前を自分好みに変更(カスタマイズ)
デスクトップにできたショートカットを右クリックして「名前の変更」を選びます。


例えば、自分の仕事内容に合わせて「契約書」など、一目でわかる名前に変えるのがおすすめです。
※ ショートカットの名前を変更しても、機能自体に影響はありません。
名前変更のコツ
- ドキュメントフォルダ:「ドキュメント」「書類」
- ピクチャーフォルダ:「写真」「画像」
等、じ分が認識しやすい名前にしましょう。
ステップ4:スタートメニューに固定してさらに便利に
さらに使いやすくするために、作成したショートカットをスタートメニューに固定しましょう。
スタートメニューに固定する方法
①ショートカットを右クリックし「スタートにピン留めする」を選ぶ

② 「エクスプローラー」から「ドキュメント」を右クリックし「スタートにピン留めする」を選ぶ

これで、いつでもどこからでもワンクリックでアクセスできるようになります。

ショートカットを最大限に活用する3つのコツ
ただショートカットを作るだけでなく、活用方法を知ることで、さらに効果が高まります。
コツ1:本当に必要なものだけを作る
あれもこれもとショートカットを置きすぎると、デスクトップがアイコンだらけになり、逆に混乱してしまいます。
最初は
- ドキュメント
- ピクチャー
- ダウンロード
の3つ程度に絞るのがおすすめです。
コツ2:デスクトップは「きれいに保つ」を意識
デスクトップは、いわばあなたの「デジタル作業台」です。
散らかっていると、必要なものを見つけるのが大変になります。
ショートカットは、業務の流れに直結するものだけに厳選し、見やすい状態をキープしましょう。
コツ3:「使い続ける」ことで習慣化する
ショートカットを作ったら、意識的に「必ずそこから開く」と決めて使い続けましょう。
数日もすれば、新しい操作が自然に身につき、効率アップを実感できるようになります。
あなたの不安を解消!よくある質問と答え(Q&A)
-
ショートカットを削除したら、中身のファイルも消えますか?
-
いいえ、大丈夫です。
ショートカットは、あくまで「元のフォルダへアクセスするための近道」にすぎません。
削除しても、元のフォルダや中に入っているデータはそのまま残りますので、安心して試してください。
-
ドキュメントフォルダに画像が入ったり、ピクチャフォルダに文書ファイルが保存されても問題はないですか?
-
はい、問題ありません。Windowsのフォルダは、あくまでファイルの分類や整理を目的としたものです。
これらのフォルダには、特定の種類のファイルしか保存できないといった制限はありません。
フォルダを分ける主な目的は、ファイルを分かりやすく管理し、目的のファイルに素早くアクセスするためです。
そのため「ピクチャフォルダに文書ファイルが保存されたから、フォルダが開かない」ということは起きません。
まとめ
小さな一歩が 本業に集中できる大きな時間へ
Windowsパソコンで「ドキュメント」「ピクチャ」「ダウンロード」フォルダのショートカットを作ることは
- ファイルを探す時間が大幅に削減できる
- 業務の流れがスムーズになる
- 保存ミスが減る
- パソコン作業に対するストレスが軽減する
という大きなメリットをもたらします。
日々のパソコン作業の小さな改善が、積み重なって**「本業に集中できる時間」を生み出します。
特に経営者・事業主の方にとって、これは単なる効率化ではなく「ビジネスの成長」につながる重要な一歩と言えるでしょう。
「やってみたいけど、一人で操作するのはやっぱり不安・・・」
「もし途中でつまずいたら、誰に聞けばいいの?」
もしそんな風に感じているなら、ぜひ私たちプロのサポートを頼ってください。
ショートカット作成のような基本操作から、お客様の仕事内容に合わせたデータ整理、業務効率化の仕組みづくりまで、あなたのペースに合わせて丁寧にサポートいたします。
小さな「困った」を放置せず、一緒に解決していくことで、将来の大きな安心につながります。
ぜひ、お気軽にご相談くださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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